小腸ケア倶楽部

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日本人の長寿のヒミツは発酵食品?!

2013年ユネスコ『無形文化遺産』に登録されて以来、世界から注目を浴び続けている和食。2020年の東京オリンピックには、日本食を楽しみに来日する人も多いと言われています。
そして和食の代表といえば、「発酵食品」! 最近では健康への効果が話題となり、納豆専門店や味噌専門店のほか、発酵カフェや発酵居酒屋までできています。


味噌、醤油、酢、塩麴、納豆、甘酒、かつおぶし、ぬか漬け、なれずしなど

でも、そもそも発酵とはなんでしょうか?
発酵とは、「微生物」の関わりによって食材の性質が変化し、人間にとってより有益な食べ物に生まれ変わること!

大豆+麹菌+乳酸菌+酵母菌+塩=味噌

大豆+納豆菌=納豆

魚+お米+乳酸菌+塩=なれずし

発酵によって長期間保存できるようになるだけでなく、消化吸収がしやすい状態になったり、栄養価や旨味が増したりといいことづくめ。さらに、日常的に食べることで私たちの体に次のような利点があります。

  • 免疫力が高まる
  • 風邪をひかなくなる
  • 体をサビから守ってくれる
  • 腸内環境が整い、お腹の調子が良くなる
  • お肌がきれいになる  など

長いあいだ日本人の平均寿命が世界で3位以内なのは、毎日何かしらの発酵食品を口にしているからかもしれません。健康になれている、という実感はありますか?

参考
中部電力 電気こどもシリーズ https://www.chuden.co.jp/kids/denkipaper/index.html