患者さんに気をつかわせてしまって反省!
「あんまり無理しちゃだめよ」
10年ほど前、自分の母親ぐらいの年配の患者さんにそう言われたことがありました。平日はフルタイム勤務でたくさんの患者さんを担当しつつ、土日は朝早くから子どもの部活動の応援や送り迎え。365日がバタバタで忙しくて、本当に疲れていたんです。その様子を見て、患者さんは心配してくださったんですね。
本来なら私が患者さんの健康を気づかう立場なのに、逆に気をつかわせてしまった。3ケ月ごとにお互い元気にお会いして、「また次回!」って元気にお別れするのが理想なのに……と、すごく反省しました。
自分は元気なほうだとずっと思っていたけれど、気づけば風邪も引きやすくなっていて。年齢的にも今まで通りじゃダメ、という時期だったんですよね。患者さんにもクリニックにも迷惑をかけないよう、自分で体調管理をちゃんとしていこう! と決心しました。
「健康は1日にして成らず」を実感
食事の内容に気をつけるようにしたり、愛犬との散歩や軽い運動を心がけたり。乳酸菌L-137も、手軽に免疫力アップができていいなと思って始めました。
今年51歳になりますが、おかげさまで仕事でもプライベートでもすごく元気! 昔は疲れを感じながら動くしかなかったのが、今は“元気だからこそ動き回っている”という感じです。気持ちも前向きだし、この年齢にしては白髪もあんまりないんですよ。
「健康は1日にして成らず」とよく言われますが、本当にそうですね。24時間365日の選択や習慣が、今をつくっているんだと実感しています。
私が目指しているのは“記憶に残る歯科衛生士”。患者さんが将来自分の健康を振り返ったときに、すっと思い出してもらえたらうれしいです。「あぁ、あの人がいつもケアしてくれていたな」「健康につながる話をいっぱいしてくれたな」って。そしてそのとき、思い浮かべる私の顔が笑顔だったらもっとうれしいですね!