免疫のしくみ~獲得免疫~
免疫とは、体の中に入ってきた病原体を取り除こうとする働きのことです。
前回の「自然免疫」に続き、今回は「獲得免疫」について説明しましょう。
獲得免疫は、自然免疫ではカバーしきれない病原体とたたかっています。
活躍するのは、おもに次の免疫細胞たち。
●樹状細胞……体内をパトロールして病原体を取り込み、その情報を他の免疫細胞に伝える
●ヘルパーT細胞……樹状細胞から情報をもらい、他の免疫細胞に指令を出す
●キラーT細胞……樹状細胞から情報をもらい、感染した細胞ごと病原体を攻撃する
●B細胞……ヘルパーT細胞の指令を受け、病原体に合った武器(抗体)を作ったり、どんな病原体なのかを記憶する
●マクロファージ……ヘルパーT細胞の指令を受け、さらに病原体を食べるようになる
など
ちなみにインフルエンザなどのワクチンは、獲得免疫のしくみを利用しています。
さて免疫力を高める乳酸菌L-137ですが、実はこの獲得免疫に関係しているのです。
樹状細胞などに働きかけることで、他の免疫細胞たちがさらに活性化。獲得免疫のパワーがアップします!
細菌やウイルスなどから体を守る免疫のしくみ。
毎日の暮らしに乳酸菌L-137をプラスして、さらに元気よく過ごしませんか?