運動と免疫力の関係
「なんだか最近、運動不足ぎみかも……」
そう感じている方はいませんか?
体にいいとはわかっていても、忙しかったり億劫だったり。なかなか運動の時間を確保するのは難しいですよね。
でも、意識して体を動かすのは大切です。
なぜなら運動をすると、筋力だけでなく免疫力もアップするから!
その仕組みは……
① 血液やリンパ液の流れがよくなり、体温が上がる
皮膚や筋肉の伸び縮みが刺激になって、血液やリンパ液の流れがよくなります。
すると酸素や栄養が体のすみずみまで行き渡り、全身の細胞が活発に。
体内をパトロールしている免疫細胞もすばやく移動できるようになり、外敵を発見しやすくなります。
さらに運動によって体温が上がると、免疫細胞のパワーがアップ。ウイルスや細菌から体をしっかり守ってくれるのです。
② 自律神経のバランスが整う
活発に動いているとき優位になる「交感神経」と、リラックスしているとき優位になる「副交感神経」。
この2つの自律神経は、脳や体が正しく機能するよう調整しています。
免疫細胞のコントロールもその一つ。そのため、両方がバランスよく働くことが大切なのです。
適度な運動をすると、2つの自律神経がほどよく活性化。バランスが整って免疫力が向上します。
ただし、激しい運動だと交感神経が働きすぎに。免疫力アップを目指すなら、軽い運動がおすすめです。
「気持ちいいな!」「動くと楽しい♪」と感じる程度の運動を毎日行なって、心身ともに健康キープへ。
ぜひ無理なく続けてみてくださいね。
効率よく運動するためのコツについては、こちらのコラムをご覧ください。