小腸ケア倶楽部

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朝ごはんを食べて、1日を元気にスタート!

みなさんは、毎日ちゃんと朝ごはんを食べていますか?
「忙しくて食べている時間がないよ……」「朝食を摂るくらいなら、できるだけ長く寝ていたいなあ」
そう思う方もいるかもしれません。

でも朝ごはんには、たくさんのメリットが。その中の一つが、自律神経への効果です。

私たちの体には、昼間の活発に動いているときに働く「交感神経」と、夜間リラックスしているときに働く「副交感神経」があります。
この2つの自律神経が、時間帯や場面に合わせてバランスよく活動。脳や体の機能を調整し、健康を保っています。

朝は、副交感神経から交感神経に切り替わるタイミングです。ここで食事を摂ると、血流がよくなり体温も上昇。スムーズに交感神経へ移行できしっかり目覚められるので、午前中から勉強やお仕事に集中できます。
また、毎日決まった時間に朝食を摂ることで生活リズムが整い、自律神経のバランスをキープ。免疫力の向上にもつながります。

すこやかに1日を過ごすために、朝食はとても大切です。
そこで今回は、“体にうれしい上手な朝食の摂り方”をご紹介します。

●まずは1杯のお水から

起き抜けにコップ1杯の水を少しずつ飲みましょう。水が刺激となって胃と腸が目覚め、活発に動き出します。
体を冷やしすぎないためにも、常温やぬるま湯がおすすめです。

●時間がないときはバナナを

剥くだけで食べられるバナナは忙しい朝の味方。コンビニでも買えるので、手軽に摂ることができます。
栄養バランスやカロリーなどから見ても、朝食にピッタリです。

●食欲がないときはスープや野菜ジュースを

どうしても食欲がないときは、無理せず液状のものを。飲みやすく消化もいいので、胃腸に負担をかけずに摂ることができます。

朝食は、頭や体を目覚めさせるスイッチです。つい食べそびれてしまいがちですが、1日を元気にスタートさせるためにしっかり摂ってくださいね!