小腸ケア倶楽部

Columns

ポリフェノールは免疫力にも効果的!?

赤ワインに含まれることでよく知られている健康成分、ポリフェノール。
「美容にいい」「体の若々しさをキープする」といったイメージを持っているかと思いますが、実は他にもいろいろな効果があることはご存知ですか?

そもそもポリフェノールとは、多くの植物に含まれている色素や渋味、苦味成分のこと。
植物が鳥や虫、紫外線から身を守るためにつくり出すもので、活性酸素を減らすチカラ“抗酸化作用”が非常に強いのが特長です。

一口にポリフェノールといっても、その数はなんと5000種類以上。しかもそれぞれにうれしい効果があるのだとか。
そこで今回は、なかでも特に免疫力と関係の深い2種類を紹介します。

① サポニン(豆類、ゴボウ、高麗人参など)

異常のある細胞を直接攻撃する「NK(ナチュラルキラー)細胞」を活性化させる働きがあると考えられています。
手軽に摂りたいなら大豆食品がおすすめ。納豆や豆腐など、毎日の食卓にプラスしましょう。

② ルチン(蕎麦、アスパラガス、イチジクなど)

毛細血管を修復・強化し、血流を改善する効果が確認されています。
血液の流れがよくなると、免疫細胞は体内をスムーズに移動。侵入したウイルスや細菌を発見しやすくなります。
ルチンを多く含む食材は蕎麦です。水に溶けやすいという特徴があるので、そのまま食べるだけでなく、蕎麦湯や蕎麦茶も一緒にどうぞ。

ポリフェノールの効果を高めるためにも、食事はバランスよく取ることが大切です。
栄養素の摂り過ぎや偏りに気をつけて、おいしく免疫力アップを目指しましょう!

記事をシェアする